土地探しのマメ知識

一番大切なこと

日当たりについて

ここでは日当たりについて考えてみましょう。土地を探す時に方位ばかりを気にして、‘絶対に南側道路じゃなければだめ’という人がいます。これは多くは日当たりを考えてのことだと思います。しかし日当たりというのは設計部分によってカバーできるところも大きいです。「南側道路」など固執することなく、「日当たりの良さ」は設計で何とかなるという心構えがあれば土地探しも楽になるでしょう。

南側道路

敷地が道路幅分広がったのと同じ状態になり、非常に日あたりの良い庭がとれます(向いの建物の状況にもよります)。道路からの視線をさえぎる工夫が必要です。

西側道路

日中長く陽射しが入るので明るさにおいては有利です。設計では東西からの日照を入れるよう工夫することがポイントになります。夏季には西日により直射の日光がきつく感じられるので、その点も設計の段階で確認しておく必要があります。

北側道路

日当たりは悪いですが、北側いっぱいに建物を建てれば道路からの視線がさえぎられます。その場合、土地に余裕があれば南側には落ち着いた庭をとるケースが多いです。


東側道路

全体的に日照条件は良いですが、南側のスペースを生かすため、アプローチ・玄関を北に寄せるなどの工夫が必要です。


【分譲地区画の価格順は?】

一般的に価格は1~6の順に高くなります。どの敷地も長所短所があり、短所は特に設計部分でカバーすることができます。このあたりで住宅メーカー、設計事務所、住宅プロデュース会社の力量が見極めるところだと思います。