現場チェック

CHECK

クロス貼り

各部屋の壁、天井にクロスを張っていきます。クロス材料が、仕様通りのものかどうかを、搬入した時点で再度確 認します。 天井と壁の突付部分のコーキングなどが綺麗に仕上っているかを確認いたします。クロスとクロスのつなぎ目は、後からはがれる可能性もあるので、接着状態を十分にチェックします。

照明機器設置

仕様通りに各部屋に照明器具を設置していきます。 照明パーツが指定通りかを最終確認します。照明器具の配置は、その邸ごとのデザインコンセプトのもとに考えられていますが、建物がある程度完成してきた状態で実際の空間のなかでの施主様との最終仕様決めも行います。

外構工事

建物が建ってしまうと工事用車両の出入りも考慮する必要があります。そのため、敷地全体の計画も設計段階で詰めておいたほうが良いと思います。外構工事を建物本体と一緒に施工するか、翌年以降に持ち越すかは、資金計画もあわせて考えます。 外構工事中に施主様から要望があった場合でも、本体と異なり、柔軟に対応できるケースがありますので、お気軽にご相談ください。雨天には工事は中断となりますので、スケジュールの進捗状況が計画通りにならない場合も あります。施主様ご自身でも、イメージ通りに工事が行われているかのチェックが容易です。

最終仕上げ

いよいよ建物の完成です。役所や審査機関による完了検査の後で、監理者と施主様の検査を行います。最終の仕上げチェックでは、収納、建具などどこかおかしいところはないかなどを、複数のスタッフがくまなく確認していきます。玄関をはじめ、ドアや窓の開閉に不具合がないか、開閉ができる箇所については、必ず開け閉めして違和感や異音がないかどうかチェックします。キッチンや風呂場などの水まわりについても、実際に水やお湯を出して、 出水や排水を確認。床と壁については、壁紙は注文通りのものが貼られているか、傷や汚れはないかチェックします。外回りや外壁についても、ひび割れや塗りムラの有無など塗装・仕上げ面でのチェックも行います。

完成・引き渡し

すべてのチェックが完了したあとは、お引き渡しです。設備機器類の取り扱い説明を行います。そして、鍵を施主様にお渡ししますので、施錠と開錠を行っていただきます。これによって工事中に使用していた鍵が使用できなくなり、家は名実ともに施主様のものとなるのです。施主様にとっても、私たちにとっても、この日は記念すべき日となることでしょう。