土地探しのマメ知識

一番大切なこと

一番大切なこと

土地探しは、新聞折り込みチラシの不動産情報をチェックする、専門誌やインターネット検索から探す、地域の不動産会社に出向いて探す等いくつかの方法があります。個人だけでは優良なものが見つけにくいので、親身になってくれる業者を探すこと、そして何よりも自分達の財産となるわけですから、土地に関する意識を高めていくことが一番大切なことと覚えておいてください。

実際、土地探しの段階で良い土地が見つからないため、疲れて夢も薄くなり挫折するケースも少なくないみたいです。不動産業者の力量もありますが、すべての要望を満たしたパーフェクトな土地はほぼないと思ってもいいでしょう。将来をふくめて自分達の生活に本当に必要な家は何?そしてその家のプランが実現できる土地を探していくといった考えはいかがでしょう?そうすると大分と土地探しも楽しくなってきますよ!

土地探しを一番重要と考えない

土地を資産価値としてとらえ運用していく考えなら土地探しは一番重要になりますが、本来皆様が必要としているのは、最高の土地を手に入れるのではなく、最高の住まいを持つことで、生活していく上での価値観を高めることが本質ではないでしょうか。

本当にそんな広い土地が必要なの?

庭付き一戸建、車は2台駐車スペース、部屋は4LDKほどetc...チラシにもよくある典型的な理想間取りプラン。土地付き住宅(建売り・売建てなど)としてはセット販売なので土地が大きければその分価格が上がり、それは業者にとっても理想ということを考えてみて下さい。家を建てるにあたっての総予算は家の費用は大きさによってはもちろん幅がでますが、もっと幅が大きく出るのは土地の部分なので、総予算は土地を考えていないと家を建てる部分で妥協することになってきます。本質をいえば土地で生活するのではなく、家の部分で生活するので、その生活部分で妥協するのはいかがなものかと思います。

建築プランにて、狭小土地でも理想の間取りも可能!

狭小住宅をオススメしているわけではないですが、都市部になれば、どうしても狭小な土地のうえに家を建てることになります。そうなれば建物に対する有効利用として、建築家や住宅デザイナーなどがプランしていくことになります。下図はほんの一例ですが、限られた予算のなかでも家というのは工夫次第でとても価値のあるものになっていくのです。

[とにかく庭がほしいといったAさん夫婦 30代]

土地が狭くても、注文住宅などの柔軟なプランづくりで庭付き一戸建ても実現可能になります。発想の転換と、より家づくりを楽しむなら自分たちで庭のデザインまでもしてみたいですね。和モダンなダイニングBARにあるような坪庭など、ライティングで雑誌に載っているような家にしてみたいよね!

[とにかく車を2台おきたいといったCさん一家 40代]

カースペースを家の中にとるといった大胆な発想で、Cさん一家の要望はクリア。実際マイカーをとても大事にされていて、リビングからの観賞用としてガラス張りで愛車を見ながら家族と生活をする方も最近はよく聞きます。ここでは照明や排気やセキュリティ面でプラン作りの力量が問われます。